被災地教室

開催日時

2012年9月2日(日)

開催場所

北上子育て支援センター

実施内容

「ファンケル キッズベースボール チャレンジ 2012」の講師を務める駒田徳広さん、宮本和知さん(ともに元巨人)、久保文雄さん(元横浜大洋)が9月2日(日)、宮城県石巻市の北上子育て支援センターを訪問、ミニ野球教室を行いました。
3人がこの地を訪れるのは、昨年5月以来1年4か月ぶりです。「なつかしいなあ」という宮本さんをはじめ、3人は感慨にひたっていました。前回、激励のために訪問した際、同所は3月11日の東日本大震災から2か月がたったばかりで避難所になっていましたが、今ではすっかり落ち着きを取り戻しました。
この日は地元の小学生を中心に約20人が集まりました。 3人はキャッチボール専用球「ゆうボール」を使って子供たちにキャッチボールのやり方を指導しました。当たっても痛くない柔らかいボールとあってか、のびのびと楽しんでいました。子供たちの多くが属していた野球チーム「相川小ホワイトウエーブ」は部員不足で9人がそろわないために休部状態で、野球から離れている子供も多いそうです。
監督を務めていた武山浩さんは「貴重な経験。この日をきっかけに、野球をやりたいという気持ちを思いだしてほしい」と優しい視線を子供たちに送っていました。
相川小6年の遠藤怜君は「野球はみんなで協力してやるのが楽しい」とニッコリ。同じく小5の阿部颯君も「楽しかった」と満面に笑みを浮かべていました。「みんな元気で、触れあえてよかっかよ」と宮本さんも満足げ。子供たちにとって、最高の1日になりました。