開催情報 : 2022年 大阪府豊中市

開催情報

ファンケル キッズベースボール 2022 in 大阪府豊中市
〜キッズの笑顔が世界の元気〜

主催 報知新聞社
共催 奥アンツーカ株式会社
後援 豊中市
特別協賛 (株)ファンケル
協力 一般社団法人豊中学童軟式野球協会、豊中市少年野球連合会、(株)横浜アーチスト
企画・運営 スポーツオフィス
開催日時 2022年11月19日(土)10:00~13:00
開催会場 豊中ローズ球場
〒561-0804 大阪府豊中市曽根南町1-4-2
講師
(順不同、敬称略)
<投手>槙原 寛己、宮本 和知、久保 文雄
<捕手>村田 真一
<内野>掛布 雅之、笘篠 賢治
<外野>高橋 由伸、鉄平
公式ホームページ https://fkbc.jp

実施内容

11月にしては汗ばむほどの陽気の豊中ローズ球場で、19日に豊中市の少年野球27チーム、340人(うち女子10人)が参加して行われました。2018年10月以来、4年1か月ぶり2度目の開催です。講師は前巨人監督の高橋由伸さん、元阪神のレジェンド・掛布雅之さんに加え、宮本和知さん、槙原寛己さん、村田真一さん(いずれもジャイアンツOB)、久保文雄さん(ベイスターズOB)、笘篠賢治さん(スワローズOB)、鉄平さん(バファローズOB)の8人でした。お手本として由伸さんと掛布さんがキャッチボールを披露。2人のキャッチボールは初めてでしたが「まさか掛布さんとキャッチボールできるとは。いい思い出になりました」と由伸さんが笑うと、掛布さんも「守備の名手だけあっていいボールが来ました」と感心するなど、ライバル球団出身とはいえ、野球人として息の合ったところを見せてくれました。
宮本さんがボールの正しい握り方をレクチャーすると、ポジション別で守備練習。惜しげもなくプロの技を伝授する講師陣の声を真剣に聞く子供たち。そしてロングティーのデモンストレーションで由伸さんがバットを持つと、会場は大盛り上がり。大きな打球を放つたびに、伊丹空港を発着する航空機の行き交う音もかき消すほどの大歓声が起こりました。熱心な子供たちの反応に由伸さんは「あいさつも元気があって、反応がいいし積極的です」と指導にも熱が入りました。
修了式では、参加者代表のブルータイガース・吉田有佑(ゆうすけ)君が「教えてもらったことを忘れず日々努力しプロ野球選手になれるよう頑張ります」と決意表明。講師たちも次のステージでの再会を楽しみにしています。

◆参加者コメント
東豊中レッドソックス・田中愛梨さん(5年)「打撃練習で高橋由伸さんから「ナイスバッティング」と言われ、うれしかったです。タイミングの取り方が参考になりました。もっと女子野球が発展して欲しいです」
千里ツインズ・森内陸斗くん(5年)「ためになりました。強い打球が打てました。掛布さんは体が大きくてビックリしました。笘篠さんからはゴロを取るときの足の裏に集中することを教えてもらいました」
桜井谷東ウインズ・桝田大智くん(6年)「分かりやすくて、速いボールが投げられました。緊張していたけれど(講師の皆さんは)やさしくて、ためになった。プロに行けるように頑張りたい」

◆少年野球チーム 指導者も感銘
元プロ野球選手のコーチングを、少年野球チームの指導者も間近で見守った。豊島パワーズの塩路澄人さん(45)は講師陣の一挙手一投足に熱視線を送った。「丁寧に指導してますが、言い過ぎずに選手の立場に立って分かりやすい言葉を選んでワンポイントのアドバイスを送っているのが印象に残りました」と感心。「(外野手の)鉄平さんの、捕球の体勢から送球までに、しっかりと“体を入れてトップを作る”教えは参考になりました」と取り入れたい様子。またティー打撃では「鉄平さん、由伸さんは最初から最後まで子供たちに1球1球、ボールをトスしていた。すごいと思いました」と手を抜かない指導に感銘を受けていた。