用具寄贈

2011年

日 時:2011年9月4日
開催場所:静岡県浜松市

実施内容

2010年にスタートした「ファンケル キッズベースボール チャレンジ」で集められた野球用具の一部が贈られた
静岡・浜松市のブラジル人学校「イーエスエス浜松」で2011年9月4日(日)、野球教室が行われました。
講師を勤めた笘篠賢治さんと久保文雄さんが、お手本でキャッチボールを始めただけで拍手が…。
サッカーは得意だが、野球のボールを握るのが初めて、という少年少女が大半で、日本語を話せない生徒さんも多く、
身ぶり手ぶりで、ボールの握り方から教室は始まりましました。
お祖父さんが日本人で、お母さんから買ってもらったグラブとバットで野球をしているサンパウロ出身のクボタ・ヒデオ君は
ティー打撃で笘篠さんからほめられ「イチローのファンだから打つことが好き」と白い歯をのぞかせ、
最初は、バットの握り方も左右の手が逆だったヤマモト・チアゴ君も「でも、これからは野球もやるヨ」と声を弾ませていました。
専用のグラウンドがなく、河川敷や体育館でフットサルやバレーボールを、週に一度しかやる機会がないそうで
「体を動かすことが少ないから、みんな楽しそうです」と先生。
思わぬ『特別授業』に生徒さんたちは目を輝かせて野球のボールの感触を味わっていました。

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