開催情報 : 2024年 岡山県倉敷市
開催情報
ファンケル キッズベースボール 2024 in 岡山県倉敷市
〜キッズの笑顔が世界の元気〜
主催 | 報知新聞社 |
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後援 | 外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、倉敷市 公益財団法人倉敷スポーツ公園 |
特別協賛 | (株)ファンケル |
協力 | 倉敷地区学童軟式野球連盟、(株)横浜アーチスト |
企画・運営 | スポーツオフィス |
開催日時 | 2024年9月23日(月・祝)14:00~17:00 |
開催会場 | マスカットスタジアム 〒710-0016 岡山県倉敷市中庄3250-1 |
講師 (順不同、敬称略) |
<総監督>原 辰徳 <投手>荒木 大輔、斎藤 雅樹、藤川 球児、久保 文雄 <捕手>西山 秀二 <内野>笘篠 賢治 <外野>内川 聖一 |
社会貢献活動 | 参加者を中心に使用しなくなった野球用具を回収し、国際協力機構(JICA)を通じて用具不足に悩む国や地域の子供たちに寄贈。ご協力いただいた方には協力証を贈呈。 |
公式ホームページ | https://fkbc.jp |
実施内容
快晴の9月23日、倉敷マスカットスタジアムで通算56回目の野球教室が行われました。初開催となった岡山県倉敷市では、周辺の軟式野球チームに所属する小学生男女412人(28チーム)が参加し、8人のプロOBから技術と心構えを学びました。
開校式で「倉敷は(故)星野(仙一)さんがご出身ということで、怒られないようにしっかり教えたい」と話した原辰徳FKB総監督は、“闘将”と称された星野さんばりに熱血指導。守備練習では「集中して!」「うまいうまい!」と声をかけながらノックを打ち、難しい打球を捕った選手には歩み寄って“グータッチ”と精力的でした。
「倉敷はいろんな縁がある所。(秋季)キャンプで非常につらい時間を過ごしたのも懐かしく思いますね」。初参加の藤川球児さんは2020年の引退以来、初めて阪神のホームユニホームに袖を通して登場。スタンドの観覧者も興奮気味にカメラを向けていました。
ユニホームを着ての野球教室自体、引退後初という藤川さんは、現役時と変わらない美しいフォームで原さん、斎藤さんとキャッチボールを実演。その後、投手陣のキャッチボールをチェックしました。体重移動のコツ、グラブをはめた腕の使い方など個々にアドバイス。「めっちゃええやん」と褒められた選手は照れながらもうれしそうでした。
打撃指導では、内川聖一さんがお手本としてロングティーを実践。飛距離が出ないはずの軟式ボールを初球から3球連続で左翼席上段へ放り込むと、子供たちから感嘆の声が漏れました。「日頃の野球に対する姿勢がしっかりしていれば、必ず大舞台でもいいプレーができます。夢が近づくように頑張っていきましょう」と原さん。約3時間に及んだプロOBと少年少女の交流は、笑顔に満ちあふれていました。
<子供たちの声>
・菅生サンボーイズ・井上知晃くん(6年)修了証を代表して受け取り、お礼の言葉。
「プロの世界で活躍された皆さんから教えてもらったことを忘れずに、繰り返し練習して自分のレベルを上げられるように頑張ります。本当にいい経験になりました。ありがとうございました」
・真備ジュニアベースボールクラブ・井上悠斗くん(5年)「自分ができていないことを分かりやすく教えてもらって自信もつきました。(藤川さんから)ボールを前で離すことを習って、実際にやってみたらボールが伸びる感じがしました。藤川さんみたいなプロ野球選手になりたいです」
・庄スポーツ少年団・川?和花さん(5年)「ベースの踏む位置などを教えてもらった(笘篠さんの)走塁(指導)がすごく参考になりました。走塁で勝って(全国大会の)マクドナルド杯で優勝することが目標です」
・万寿東ファインズ・石野夏琉くん(5年)(174cm、83kgの立派な体格。ロングティーの打球がトスを上げた原さんを直撃)「原さんには『気にしないで』と言ってもらいました。もっと素振りをして、フェンス直撃の打球をずっと打ちたい。筒香選手のファンなので将来はDeNAに入るのが夢です」